マルシュミラ二日目!実はテントの寝ごごちがよくなく、なんと睡眠3時間。なんとしても眠れないので、朝散歩したりしてすごしました。朝の6時くらいでした。中には太陽が昇らないうちに出発しているグループも。私のグループの皆は前日の”パーティー”のおかげでぐっすり。
7時くらいにおきだして歯を磨いたり顔を洗ったり準備をしたりして、しかもみんなと話したりして(笑)
朝の9時近く。すでに太陽がじりじり。皮膚病予防の為に日焼け止めを塗って出発!!記念に一枚。載せたいところなんですけど、プライバシーが面倒なので報告だけ(笑)
こんな綺麗な自然があるとなごむなーと思いますが、実は私足が痛くて痛く空元気だった気がします。他の男たちは元気満々で凄かった(笑)しかも、パンとか肉をよく食べるし、暑さで食欲がない。けどみんなここでなんかくおーぜーとかいって、食べる始末。この川は実際ボスニアの男性がセルビア兵から逃れるために泳いで渡ったという川だそうです。綺麗な景色と現実がなんとも非対称で口をつむぐ私でした。
教最大の山場がこのウドゥルチ!山です。1043mのぼります。ここをボスニア人たちは逃げ切ったわけですが、大変険しい道と本に書かれていましたので、覚悟しました。汗が瀧のように出てびびりました。このプレートの近くで休憩中になんとこんなものをみつけました。
ピストルのたまです。15年たっても残っているなんて、信じられない・・・・・。
30ほど歩いて、休憩ここでの無料でコーヒーが飲めます。自分ものんだし、少し横になって体力を温存。それにしても陰を探すのが大変だった。ここで海外からの参加者の人にも遭遇しました。カナダやアメリカから来ている人に多く会いました。
この薄暗い緑の部屋は無くなった人の名前と生年月日がかかれています。今年新しく建てられて物らしく、全員分の名前はかかれてないと思いますが、3歳の子供まで殺されたと思うと胸が痛みました。
これは昔学校でした。ここでも、セルビア人はボスニア人を集め一度大量に殺された場所だそうです。近くに(歩いたら遠い距離でしたが)マスグレーブがあったので余計生々しく感じました。
この暑さと睡眠不足からくる疲れと足の痛さがやばかったのですが、日本人の参加者に会いテンションが爆発(笑)写真を撮って、少し歩いた後分かれました。凄くうれしかった(笑)川で休憩した時、みんなすごくパンをたべてたけど、私は食えなかった。なんか嫌な予感がしたけど、もうこのときすでにつかれきっていたのです。
ひたすら坂を上り、見つけたこの看板。爆弾があるとのさいんです。ここはrepublic srpskaなので、文字はキリル文字です。ボスニアの人はどちらも勉強するのですらすら読めます。でも文字が違うけど、発音が一緒ってどんな感じなんだろう。未知の領域に遭遇した感じがいなめません。
近くに、テントを貼って休んでいるグループを発見。どうやらこの日の分はあるきったはずなのですが、さすがベテラングループ。どんどん先に行ってしまいます。でも誰もどこがゴールか教えてくれなくて、つらかった。いきなり休んだり、進んだり、言葉がわからないし、いつも通訳してくれた人も疲れてたかしらないけど、追いつくのに精一杯でした。
言葉ではいいきれないけど、本当に平らな道が一つも無くて、ひたすらのぼったりくだったりの道は大変!たまに木からさくらんぼをとってくれたり、あれ、あひるだよーとかいって、家畜を教えてくれたりして、みんな優しいなーとか思いながら葉を食いしばって上ったのでした。
この日も心優しい民家のおばさんがコーヒーをくれたり、シャワーを貸してくれたりして、涙がちょyとぎれました。私のグループの人が優しかったのと、明日でお別れか。とか思うと感極まってしまいまして、すごくセンチメンタルな夜でした。
ぐっすり休んで、明日はいよいよスレブレニッツァであります!
⑤につづく。
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