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スロベニアの食べ物

暖かくなり、山登りの季節となりました。 スロベニアでは結構山登りをする国民なんですねー。真っ平らなデンマークとは正反対なんです。みんなカジュアルに仕事の後や週末に天気が良かったらさらっと出かけるんです。 頂上または頂上付近に行くと必ず山小屋がありまして、そこでみんなお茶、ビール、ショットを飲んだり、お手軽な食事を食べるんです。この山小屋では市内のレストランでは食べれない、これこそスロベニア料理だ!というものが楽しめるんですね。今日はそれを紹介します! これはオツヴィルキッツァと呼ばれる食べ物。ロールパンに茶色いツブツブが見えますね。なんとこれは豚の脂を揚げたもの。それを生地に挟んで焼き上げる料理。この豚の脂はスロベニアの伝統的な料理にはよく使われている食材だと思います。ベジタリアンの方には酷ですが、入れすぎはあれですが、旨味が出て美味しくなるんですね。お腹にもたまりますよ。 これはヨータと言われるスープ。写真はザワークラウトベースで、ジャガイモ、豆、根菜が入っています♪実は酸っぱいカブで作ったものもあるんですが、山小屋では100%ヨータと言ったらザワークラウトベース。私はカブの方が好きです。酸っぱくて美味しいですよ。 これはリチャットと呼ばれる大麦、根菜、じゃがいも、豆が入ったスープ。浮いてるのはソーセージです。よく追加で頼む人がいるんです。登山後はお腹が空くので、著者も肉を追加してしまいました。 前にも述べましたが、これは市内のレストランで食べられる料理ではなく、家庭やこういった山小屋で作られるものなんです! こういう素朴な料理が味わえるのもスロベニアの面白いところです。

スロベニアの地理④ プリモルスカ地方 Primorski svet

前回に説明した 自然地理学的区分の地域 から、一つずつゆっくり自然や見所を説明したいきたいと思います。ディナルスカ地方に続き、今日は プリモルスカ地方 の説明をします。では以下に特徴を記していきます。 プリモルスカ地方の区分 プリモルスカ地方は、唯一自然地理学的区分と歴史的区分において名前が同じです。しかし、その領域は異なりますので注意が必要です。 写真1  地図を見ますと、オレンジと黄色の部分に分かれていますね。黄色は フリッシュ地域 、オレンジは カルスト地域 となります。フリッシュ(英語ではflysch)とは堆積した不浸透性の砂岩でできた広範囲な地層で、ヨーロッパのアルプス地方によく見られる地形と言われています。 カルスト地形はディナルスカ地方でも記した通り、石灰岩など不浸透性の岩からなる土地のこと。それでは順番にプリモルスカ地方を見ていきましょう。 気候 プリモルスカ地方の気候はスロベニア内部のそれとは異なります。まず第一に、温暖な気候が挙げられます。プリモルスカ地方の気候は、スロベニアの中でも一番晴れの日が多いです。したがって果物の栽培や観光発展にも適している地方と言えるでしょう。地中海性気候と似ている部分があるのですが、秋の降水量が多いという点で、地中海性気候とは全く同じではないと言えます。 晴れの日が多いということは羨ましい限りなのですが、それなりに問題はあります。Burja(ブーリャ)と言うものすごい強い風が問題点です。この風は冷たい風で、高い方のディナルスカ地方(Visoke dinarske planote)から 低い方のプリモルスカ地方へ吹きます。 最も風にさらされる場所では時速200Kmの速さで吹く風なので、危険ですし冬は過ごしにくいです。車が横転したり、森やオリーブの木々を折ってしまったり、屋根が飛んでしまうことだってあるのです。中には屋根の上に石を置いて被害を受けないように工夫しているんです。 2. 写真はブーリャで屋根が飛ばないように石を載せている家のず。   人口 スロベニアの他の地域と比べて、プリモルスカ地方はより昔から人が移住していました。しかし郊外や丘続きの場所では、移住地は狭く移住者も少ないです。過疎化や高齢化が目立っ...

スロベニアの料理① ヨータ/ JOTA

せっかくスロベニアに来たらスロベニア料理を試してみたいですよね? じゃあスロベニア料理って一体何?! ヨーロッパだから、ソーセージやガツガツの肉料理?! イタリアに近いから、ピッツァやパスタ? 正直全部あります。ここには(笑) みなさん驚かれるのですが、米も売ってます。 アジア や イタリア から輸入しているようです。特にイタリア産のリゾット用の米は丸くて、日本米に似ている感じがします。 イタリア、オーストリア、クロアチア、そしてハンガリーに囲まれているスロベニアは、食事も色々ミックスしています。 しかし、スロベニア料理のうちの一つは、 ヨータ (スロベニア語で Jota )と呼ばれるスープでしょう! これは他の国では食べられないのではないのでしょうか。 豚肉(ベーコンやハム)、ザワークラウト(酢漬けのキャベツ)または酢漬けのカブ、じゃがいも、玉ねぎ、茶色の豆、パセリから作るからできたスープです。ある人はトマトペーストを入れたり、豚の脂(ocvirke)を入れたりします。 これにハムやソーセージをつけて食べる人もいます。 下の写真はザワークラウトで作ったヨータ。ソーセージが添えられています。 下の写真は、酢漬けのカブで作ったヨータです。 味はザワークラウト(またはかぶ)の酸っぱさが効いていて、素朴で、あっさりとしています。 実はこのスープは家庭料理で、スロベニア人は特別にレストランで食べることはありません。 家で作るか、食堂か、山へ登った時山小屋で食べるメニューなんですね。 (値段は4~6ユーロ:2017年の時点)   ただ、山小屋ではほぼザワークラウトで作ったヨータがメニューにあるんです。 私としてはザワークラウトも美味しいけど、カブのヨータがオススメ。 スロベニアに来たら、皆さんにもぜひ試してほしい料理の一つです。 もし美味しいヨータが食べられるレストランがあったら、すぐにお知らせします!

スロベニアのおすすめレストラン:ナポリ風ピザ VERACE

見つけました。 スロベニアで一番のナンバーワンのピザ屋さんを! VERACE(ヴェラーチェ)というナポリ風ピザレストラン。 ナポリ風ピザは、水牛のモッツァレラチーズ、バジル、そして細長いサン・マルザーノトマトを使ったピザ。 シェフはイタリアで修行してきたイタリア人。美味しいわけだ。 下の画像のように外側が膨らんでるのも特徴。 なぜか生地がふわふわでモチモチで中央はうすく、満腹感もありながらお腹にたまりにくいのです。 このレストランは乳牛のモッツァレラチーズが使われてますが、水牛(バッファロー)のモッツァレラチーズに1,5€で変更できます。 人気店なだけあって、混んでました。 スロベニアでピザレストランは、pizzeria(ピッツェリア)と言いますが、食堂っぽい感じがするところが多いんです。 でもここはおしゃれな感じでした。 メニューはナポリ風ピザ定番のマリナーラやマルゲリータはもちろん、オリーブ、ハム、シーフードやマッシュルームを使ったピザもあります。 あぁ美味しそう。 飲み物も充実してます。 スロベニアのクラフトビール、ベヴォグ(Bevog)、ペリツォン(Pelicon)テクトニック(Tektonik)と一般市民が飲んでいるラシュコ(Laško)とウニオン(Union)も用意してあります♪ スロベニアとイタリアのワインも用意してあります。 予算は大体以下の通りです。 ピザ → 6〜11ユーロ ビール → 2,6 〜4,2€ ワイン → 1,2 〜 3,8€ (グラス) ヨーロッパではピザレストランがそこいら中にあるんですけど、おいしいのに会うのは難しいんです。イタリアであっても同じこと! こうして書いてても思い出してまた食べたくなっちゃうーーーー。 3ヶ所ありますが、今回行ったのはリュブリャナ城の下にあります。 リュブリャナは混んでいるのですが、この辺りはとても静かで場所も完璧です。 住所は Streliška 22 Ljubljana, 1000 です。プレシェーレン広場から歩いて5分です♪