スロベニアは知る人ぞ知るワインの国。イタリアやフランスに劣らずワインが上質で有名です。 そして一般のご家庭でもワイン用のぶどうの木を所有しているご家庭が多く、9月の週末は家族が集まり、ブドウの収穫に取り掛かります。 今回、初めて私、お呼ばれいたしましてきっちり任務を果たしてきました! 地域は、スロベニア南東のドレンスカ地方。ワインでいうと、Cvicekと言う銘柄で有名な地域。赤ワインと白ワインを程よくブレンドさせたワインですが、収穫時にはきっちりと白と赤のぶどうを分けて収穫します。 小さいワイン畑とおっしゃっていましたが、全部収穫すると、合計800リットルものワインができるそう!ブドウの力恐るべしですね! 収穫したぶどうは、きちんと腐ってしまった部分、そしてありが多くついている部分は避けて、大きな樽に分けます。そしてこの器械で手動で絞りブドウの皮ごとジュースにします。 こちらは白ブドウ。このまま蓋をして発酵するのを待ちます。 白ブドウが終わったら、赤いブドウ。スロベニア語では方言で黒ブドウとも言います。ずーっとブドウの甘い香りの中で作業するので、とてもいい気分転換になりました。 休憩は各自取ることができます。その時に、ワインを飲んだり、ジュースを飲んだり、自由なんですよー。私も田んぼで稲の収穫の手伝いをしたことがありますが、作業中にアルコールを飲んだことはなく、いつもスロベニアの習慣に驚かされます! 収穫がひと段落したら、お昼。ワインヤードの持ち主の方がお昼を手作りで準備してくれました! ステーキ、トンカツ、サラダ3種類!チーズ、サラミ、至れり尽くせりでした。親戚や親類、お友達も集まってチームワークで効率よく収穫を終わらせます! トラクターも大活躍。 収穫ごはバケツいっぱいのブドウで、人が乗るスペースがギリギリ(笑) このままジュースにして、約1ヶ月後にはモシュトというワインジュースが出来上がり、そのままワインを作ります。 ワインをビジネスにしているご家庭は、より厳密に収穫期間や発酵期間を設け、常に高品質な商品を発売するよう心がけています。スロベニアのワイン、みなさんにも飲んで欲しい! ...
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