12月21日、リュブリャナで大きなプロテストがありました。 スロベニアはいま不景気です。少し給料や税金のことを述べますと、平均月収は、800から900€と言われていて、ちなみに消費税は20%です。学生のアルバイト状況は、だいたい3~7€です。ただし、高額アルバイトは、言語学校や塾のようなところで、だいたいバーやレストランで働く場合は5€がいい方です。さらに、学生でも給料から約22%ほど税金をとられるので、私の場合は300€稼ぐというのは非常に難しいというのが実情なんです。200€ちょっとくらいが毎月の収入でしょうか。奨学金もここは300€が最高額だと思います。クレジットカードは仕事がある人のみ持つ事ができ、ローンも同じ条件じゃないとできません。 特に若者にとっても仕事を探すのは難しく、高学歴の人はドイツやスイスへ移住していい職を探そうとしています。また、大学生はスロベニア人の場合、修士課程までは無料で通えますが、博士課程の場合、全生徒は2000€ほど学費を払っています。しかし、今年の3月から政府は大学へ援助を辞める事を発表し、ノヴァゴリッツァの学生は学部から2000€払わないといけないそうです。 以前物価を紹介した記事を載せましたけど、少しずつ値段が変わっています。 バスも一回乗るたびに、1.2€になり、学生ボンもあるところでは値上げしています。あるところはコーヒーが1,8€になってしまいました。野菜なども、少しずつですが値上げされています。なのに、収入は下がる一方で、仕事がないという状況です。また、銀行のアカウントもマイナスを記録する事もある中、そこでスロベニア人達がデモを起こしたわけです。 物価は日本より安いと思いますが、住んでみると当然の事ながら収入も低いんですよね。 この危機は今に始まった事ではないと言いますけど、心配な状況です。 しかし、12月、ここはveseli decemberといって、happy decemberという事なのですが、街の中心は、特に夜に連日人で賑わいました。 ホットワインを片手にイルミネーションを眺めるひとでごった返してました。お店ではクリスマスのプレゼントやセールの商品を狙って沢山買い物をする人もいたし。人の話ですが、実際40%の人はもろに影響を受けているそうですけど、あとはそこまで深刻な事態ではない
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