今日はもう一方の自然地理学的区分について説明します。 この区分に基づくと、スロベニアは大きく Alpsle pograjne (アルプス地方) Predalpske pokrajne (プレッドアルプス地方) Dinarske pokrajne (ディナルスカ地方) Primorske pokrajne (プリモルスカ地方) Panonske pokrajne (パノンスカ地方) のように、5つに分かれます。 では順番に地域毎の概要を見ていきましょう。 1. アルプス地方 地図の青い部分がアルプス地域です。スロベニアの北西部に位置し、1500メートルを超える山脈があり、森林限界といって高木が生息できない地域とされ、渓谷に囲まれています。高い山々は多くが石灰石でできているので、Visokogorski kras(日本語だと、高山にあるカルスト地形)とも呼ばれているんです。 ここにには、3つのアルプス、ユリアンアルプス(Julijske Alpe)、カラヴァンケ(Karavanke)、そしてカムニシュコーサヴィンスケアルプス(Kamniško-Savinske Aple)が位置しています。 http://www.modrijan.si/slv/content/search/(offset)/30?SearchText=dinarskokra%C5%A1ke+pokrajine&SubTreeArray=2 ユリアンアルプスには、スロベニアで一番高い山、トリグラウがあります。(2864m) とっても綺麗な場所なのですが、あまり居住者が少なく、経済的な発展はあまり見込めない地域かもしれません。しかし牛などの家畜を放牧する場所としては最適ですし、夏はハイキングやサイクリング、冬はスキーなどスポーツの場として人気のスポットです。 アルプス地方では、イェセニッツェ、ボヴェッツ、クランスカゴラが有名な街です。 ユリアンアルプスのマンガルトにて。 2. プレッドアルプス地方 ツェルクのブレゴシュにて。きちんと木が生えているのがわかりますね。 スロベニア語でpred(プレッド)は〜の前のという意味がありま
スロベニアと周りの国のほぼすべて、つまり歴史、地理、グルメ情報、観光スポットを詳しく紹介していきます。