3月最後の週に、母がスロベニアに私を訪ねにきました。 信じられないくらいあっというまに時間が過ぎたけど、やはり人間過ごす長さもさることながら、過ごす時間の濃さそして大事さをわかっているなら、充実したひと時を分かち合う事ができるものだと実感しました。 5日間しか時間のない中で、どうしても母が実現したかったのが、電車に乗ってスロベニアではない他の国へ行く事。最初はフィレンツェがいいとかどーのこーの。皆さん誤解しているのが、スロベニアがイタリアや他の諸国と隣接している国だからといって簡単に他国へ移動できると思っているところです! 飛行機で移動するならまだしも、電車となると話は違います。日本と違って速度も違うし、皆さんの想像している大きな街や観光地へいくとなると、時間がかかってしょうがないのです。しかも、本数が少ない。例えばフィレンツェの場合、リュブリャナからは8時間バスでかかります。そして1日に2本朝と夜しかないのです。ハンガリーやセルビアへ電車で行く場合も1日に運行する列車は2本。ベオグラードへいく場合は、10時間はリュブリャナからかかります。 しかしいつになるかわからない母の訪問。どうにかならないかと思ったとき、クロアチアが浮上しました。何回も訪れていますが、海沿いの街というのは初めて。マリア・テレジアも愛したオパティヤとすぐ隣の街のリエカに行き先を定めました。 オパティヤはリュブリャナから電車で直行でいけます。値段は往復23ユーロほど。 だいたい2時間ちょっとでつきます。駅に着いて、海沿いへ徒歩で行くのは絶対迷うので、必ずタクシーを使った方がいいと思います。値段は40クナ。5ユーロしませんね。 これは乙女の像と言われる場所です。広がる空と海。同じ青さで境目がわからないほど澄み切った景色は絶景です。潮の香りがして、わが故郷塩竈を思い出しました。 これは乙女の像の近くにある中庭の風景。なんかアジアの雰囲気がありますね!色々な花が庭に咲いていて、すごくかわいかった。オパティヤはリゾート地。のんびり、ゆっくりすごすのが一番いい過ごし方といえるでしょう! 散歩した後はカフェでコーヒーを飲みました。朝6:30の電車できたので、すこし寝ぼけてしまった私たち。勝手に雰囲気のよさそうなところにいきました。 H
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