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冬季オリンピック!!

ソチで始まったオリンピック。 スロベニア人がすばらしい成績を残しています。 なんと五日間で4つのメダルを獲得しました! 人口やく200万人の中で、すごい確立ですよね。 スキージャンプのPeter Prevcは銀。 http://www.delo.si/sport/olimpijskeigre/prevc-zeli-se-najmanj-dvakrat-na-vecerno-slovesnost.html Vespa FabjanとTeja Gregorinが銅メダル。 そしてTina Mazeはなんと金メダル。 http://www.delo.si/sport/olimpijskeigre/foto-slovenke-ze-s-kolajnami.html 素晴らしい! 表彰式のとき、スロベニアの国家が流れた瞬間は、さすがの外人の私も 感動しました。 それにしてもここはスキー競技をよくテレビで見ますね。 国によって人気のスポーツって違うんですよね。当たり前ですけど。 オリンピック、盛り上がってます!

味噌汁

まさかスロベニアで味噌汁を作って食べる日が来るとは! スロベニアにも日本料理のレストランはありますが、 寿司とか天ぷらとか、実はそこまで恋しくはないんですね〜。 それよりは、白米、たらこ、すじこ、梅干し&昆布のお茶漬け、 味噌汁、納豆、つけもの、塩辛、鍋、タラの塩焼き、粕漬けなどなど、なんとも庶民的な、ヨーロッパの日本料理レストランじゃ食べられないものばかり恋しくなるのです! しかしスロベニアも発展したもので、アジア料理食品店のお店が増えて、 ちょっと高いけど、味噌としょう油、そば、うどんも買える様になりました! 出始めのころは、もっと高かったし、そこまで日本食を欲してなかったから見向きもしなかったんですが、最近どうしたもんだか禁断症状が出てしまいました。 そこで、味噌をかってきて白菜の味噌をつくったのであります! 400g、3,2€しましたけど、つくってみたらほっぺたが落ちました! おいしーい。しかも低カロリー。 良くみんなにスロベニア料理は好き?って聞かれて、好きっていうんだけど、 でも実際、自分でスロベニア料理らしき物作らな無いな〜。 そこまで食べたくならんのです。 やっぱり日本人だなと感じてしまう瞬間でした。

スロベニアでの暮らし~オンラインショッピング~

今現在、私はアルバイトしています。 ハンドメイドジュエリーを売ってるのですが、これがきれいなんですよね。 ジュエリーのデザインなんて、想像もつかないけど、毎週毎週新作を製作していてアイディアの量に驚きです。 そうそう。 私が働かせてもらってる会社はオンラインで商品を売っています。 主なお客様はなんとアメリカ!スロベニアではまだまだオンラインショッピングが普及していません。友達の話によるとちょっと怖いっていってましたね。 しかも日本やアメリカの様に、クレジットカードを持てる条件が正規雇用されているということだから、若者が容易にオンラインショッピングを楽しむ環境では無いのですね。 今現在はスロベニア、ドイツ、そして日本へオンラインで進出中です! では、私たちショップ日本版をよかったら下のリンクからどうぞ♬ https://minimalvs.stores.jp/#!/ http://www.creema.jp/c/capucinne http://www.creema.jp/c/minimalvs PinterestとFacebookも始めてまーす。 作品を見やすくまとめましたので、是非どうぞ。 http://www.pinterest.com/contact2004/ https://www.facebook.com/pages/Minimalvs-Japan/194307724063971

学生のステータス

Študentski servis(学生ステータス)というものがここスロベニアにはあります。 大学生になると、このステータスがとても有利に働くのです。 正規の学生であれば、レストランの食事が安く食べられるし、アルバイトもできます。 健康保険も通常より安くなるんですね。もちろん、映画館や図書館の利用料金の割引制度もあって、便利です。 しかし、今このステータスが問題なのではないかという今日この頃。特に雇用問題においては顕著だと思います。 まず、アルバイトを捜すとき、ほとんどと言っていい程上司は学生のステータスがあるかということを聞きます。学生かどうかというよりは、学生のステータスがあるかどうかを聞くのです。 どういうことかというと、このステータスがある人を雇う場合、雇い主は年金や余分な税金を払わなくても良いんです。学生ステータスのある人は時給制でなんの保証も無いので雇い主にとっては好都合。 よって、学生じゃない人もあるひとのステータスを借りて働いている人が多いのです! 今スロベニアは不景気で簡単に正規雇用をとれる状況ではないのは解っていますが、ステータスの有無にこだわり、その人自身の能力ややる気を尊重しないのはいかがな物かと常々思います。 私の友達が図書館からお呼びがかかり、学生ステータスを通して仕事を見つけました。 1日4時間、毎日働きます。たまには土曜日も働きます。始め彼女は直々に図書館から連絡があり喜んでいましたし、私も彼女に、しっかり働けば正規雇用も夢じゃないと励ましました。 しかし、上司から言われた事は、 「あなたに連絡したのは、前に働いていた男の子が卒業して、学生じゃなくなったから。あなたの学生ステータスがなくなったら、私たちはあなたを雇えないの。」ということだったらしいのです。 今企業や公共施設は正規雇用を拒んで、学生を雇い、その学生は正規雇用者と同じ時間で働いている場合も多いです。例え難しい試験をパスして、卒業したとしても本人のやる気や能力は関係なく、学生ステータスが重視されるってあんまりだなって思います。 だからある人はわざと学生であり続けるのですね。 ここは授業料はただなので、なんとかしてステータスを伸ばすことは簡単です。 ある人は、学生ステータスをかりて、なんと40歳超えるまで働いているそうです。...

冬到来。

スロベニアは今年暖冬の気配がしていたんですね。 1月になっても10度近くあって、とっても暖かく、雪もゆふらず、 私にとっては喜ばしかったんですが、冬が大好きなみんなにとっては物足らなかったようです。 2月に入って、大雪が降り出し、翌日は雨が降り・・・。 そしたらなんとポストイナでは電気が止まるという大惨事に。 交通機関は封鎖され、電車もとまり、悲惨な事になってしまいました。 でも雨氷って奇麗ですね〜。 つららもそこいら中にできて、幻想的な景色をリュブリャナ在住の私は楽しんでますよ。

ネルソン・マンデラ

12月5日にネルソン・マンデラ氏が死去しました。 ここスロベニアでもニュースになりました。 偉大な人だなと誰もが思います。 色々な不正義や不条理な事に文句のある人は山程いるけど、 実際真っ向から、戦う事ができる人はどれほどいるんだろう。 マンデラはなんて偉大な人だろう。。 人が行った事が無い道ダカラこそ非難されて続けたんだろうけど、それでも消えなかったアパルトヘイト撤廃の情熱。 信念を貫き通すというのは、本当に凄い。

解体ユーゴスラビア

この本は、 1991 年に書かれた。ユーゴスラビア戦争が始まり、まさに一つの国が解体しようとしていた時、今現在もベオグラードに在住の山崎氏が現地の人々に行ったインタビューを集めた本だ。  最初にユーゴスラビアが建国されたのは、第一次世界大戦後の 1917 年。セルビア人、クロアチア人、スロベニア人によって建国された、南スラブ人の国だった。 3 つの民族はそれぞれ、オスマン帝国、ハプスブルク帝国に支配され、政治的にも文化的にも抑圧されてきた。よって 3 つの民族が力を合わせて、民主的な国家を建国しよういう目標のもと、ユーゴスラビアを建国した。しかし現実は民族的に人口の多いセルビア人による独裁国家となってしまった。少数派のスロベニア人やクロアチア人にとってはハプスブルク帝国の支配となんら変わらなかったのだ。  この憎悪は第二次世界大戦で明るみに出た。クロアチアがウスタシャ、セルビア人がチェトニク、また、共産主義に賛同する者達がパルチザンを結成し、ユーゴスラビア国内で虐殺がおこった。ウスタシェはクロアチア独裁国家を作るために、セルビア人を老若男女問わず虐殺し、無理矢理カトリック教に改宗を強制した。チェトニクはセルビア王国の復興をスローガンに、その思想に反する者を虐殺した。特にウスタシェのしたことは、ナチスドイツがユダヤ人にしたことよりも残虐だと言われているが、民族対立を恐れた、ティトー率いるユーゴスラビア政府はこのことを公にしなかった。  ティトーの死後は、彼の体制や民族に関する批判が公に語る事ができる様になり、過去に隠蔽された真実が明るみに出始めた。政治家達はそれを利用して人々の憎悪をかき立てた。  ティトーが過去をうやむやにしてしまったことは正しいとは思えないが、インタビューから解るのは人々がやっとティトー政権のもと、民族や宗教に関係なく、ユーゴスラビアで幸せな時間を過ごす事ができたという事だ。混血も多く、自分の事をユーゴスラビア人だと名乗る人がいる程、ユーゴスラビアはまとまった国だったのだ。   50 年以上平和だった国は、政治家のナショナリズムやそれを煽るマスメディアの力は、急激な速さで人の心を変えてしまった。メディアに流される人、たとえ真意とは反していても雰囲気にのって内戦を煽る人がいたことは非常に悲しか...