ハンガリーで実はリストの博物館へ行ってきました。ピアノを習い始めたころに、お母さんが無理やりかって聴かせてくれたCDの中に、彼の曲がはいっていました。初めて、愛の夢第3番とラ・カンパネラという曲を聴いて、当時小学生の私でもいい曲だな~と思ったのを覚えています。ハンガリーから帰国後、彼の事を少し調べました。 彼はオーストリア・ハプスブルク帝国時代にハンガリーで生まれました。帝国内の公用語はドイツ語。ハンガリー人でも母国語はドイツ語だったのです。彼はハンガリーで生まれますが若い時から演奏旅行なのでドイツやフランスを旅し、結局はドイツに定住しました。しかし、それでも自分の祖国に強い思い入れがあったのでしょう。かれはハンガリー狂詩曲という曲をつくりました。 その他にも、彼は大変もてたそうで、当時のアイドル的存在だったとか。いうまでもなく、かれの超絶技巧は有名で、ピアノのバガニーニともいわれたそうです。その代表的な作品がこの、ラ・カンパネラです。 そして、これが私が聞いた、ピアノやるぞ!と思ったきっかけとなった愛の夢第3番です。 youtubeをみていると、隣に色々関連リンクが貼ってあるので、無差別にきいてみるとどれも素晴らしい。 ね!素晴らしいですよね! 何百年も前に作られた曲なのに、今でも聴き次がれて、演奏し続けられるなんて、すごい。各作曲家達、曲が完成するまで色々苦労もあっただろうし、とてつもない集中力で曲をつくったんだろうな。でも本当に無の状態からメロディーを作るなんて、私にとって想像を絶する領域。というか、ものをつくる、生み出す人ってすごい。 やっぱり、本当にいいものって後々まで残るんですね~。 クラシックとかいうと、どうしても変な固定観念が付きまとうかもしれないけど、でもなんともいえない、よさがある!みんなーきいてみよー!
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